ヒシメノート

機能から生まれた飾らない魅力を日常に。



ヒシメノートは、2枚の紙の間に糸を編み込んだ「菱目糸入り紙」という特殊な加工紙を 表紙に使用したノートのシリーズです。本来は産業包装紙として使用されているこの紙は、 兵庫県丹波市にて60年近く続いている加工紙メーカー、柏原加工紙株式会社で作られています。 ふだん裏方として活躍している菱目糸入り紙は、強度面をはじめ、 優れた機能を併せ持つと同時に、菱目状に規則正しく編み込まれた糸の姿が美しく、 眺めても触れてもいつまでも飽きのこない深い表情をたたえています。 裏方で働くこの紙の飾らない魅力を、ノートという日常を通して楽しんでいただきたいと考えました。


柏原加工紙株式会社の糸入り紙を加工する機械。
2018年に丹波市の工場を訪問させていただき、製造の現場の見学をさせていただきました。原材料となる巨大な紙のロールが設置され、エンボス加工やワックス加工、糸入り加工がダイナミックに行われていました。長年の経験に基づく職人さんたちの手により、 紙に「技術」を加えることで、より強く、より馴染み、より深みのあるどこにもない「紙を超えた紙」を生み続けています。2013年よりオリジナルブランド「teshio paper」の展開もされています。

働く紙をまとったノート。


「菱目糸入り紙」という産業包装紙を表紙に使用したヒシメノート。 ふだんは裏方として働いているこの紙を表紙にまとい、中の紙はシンプルな無地の白い紙を使用しています。 本文用紙に採用した「HS画王」は、ラフな風合いで優しい手触りとめくりの良さが特徴の上質紙。生成りに近い白色でやや厚みがあるため裏抜けしづらいという特徴があります。

 

 

表紙の種類は3種類



<ワックス>
2枚のクラフト紙の間に糸を編み込み、その後ワックス加工をして仕上げた菱目糸入り紙を表紙に使用したノートです。ワックス紙特有のうっすらとした透け感が魅力。編み込まれた糸部分はすこし盛り上がっているので、ワックスの染み込みにムラがあり、それが素朴で懐かしい雰囲気を生み出しています。



<白>
表面に純白ロールという白い紙、裏面にアルミを貼り合わせた菱目糸入り紙を表紙に使用したノートです。表面はつるりとした白い紙ですが、糸と糊の跡が味わい深い表情を生んでいます。シンプルで品のある雰囲気ですが、裏面のアルミのきらめきがアクセントになっています。



<アルミ>
表面にアルミ、裏面にクラフト紙を貼り合わせた菱目糸入り紙を表紙に使用したノートです。ぴかぴかと光る表紙は存在感がありますが、糸入りの凹凸により深みのある表情をたたえています。ぱっと目を引くシルバーのカラーは、身の回りの持ち物に遊び心を加えたい時にもおすすめのアイテムです。



表紙の紙の裏表

<アルミ>
表紙外側:アルミ
表紙内側:クラフト

<白>
表紙外側:純白ロール
表紙内側:アルミ

<ワックス> … 合紙後、ワックス加工
表紙外側:クラフト
表紙内側:クラフト






製本は1冊ずつミシンで綴じられ、糸の縫い目もさりげないアクセントになっています。
また、ノートはすべて無地なので、方眼入りの下敷きをセットにしました。
片面は方眼と定規、もう片面は無地なので、目的に合わせて使い分けていただけます。



アルミは、角度によって表情が異なります。
シンプルなアイテムの中でアクセントにも。



白は落ち着いた上品な表情。
柔らかな印象ですが、菱目模様がさりげないポイントになっています。

機能から生まれた飾らない魅力を日常に。
ヒシメノートをぜひお手元に置いてみてください。